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中立主義

中立主義(ちゅうりつしゅぎ)とは、戦時・平時を問わず、国際関係の上で中立を維持することを基本とする外交上の立場。

概説 [編集]
中立主義を外交の基本方針としている国家を永世中立国と呼称する。

ナポレオン戦争以後から、冷戦終結後までのスウェーデンの政策を主に中立主義とも言えよう。ただしスウェーデンは、非同盟主義であり、永世中立国ではない。

日本における中立主義は非武装中立や永世中立国という形の理想として広く掲げられている。これは、戦争の反省という観点から現れたもので、ダグラス・マッカーサーの発言「東洋のスイスたれ」などを基に、長らくスイスがその理想的な国家として、目指すべき中立主義の目標とされてきた。

しかし、時間の経過とともに、スイスの核武装をもいとわぬ重武装の思想の存在(スイス政府発行「民間防衛」等)、第二次世界大戦中両陣営に兵器を輸出していたことが広く知られてくると、平和主義の国の代名詞であったスイスはその役目を外され、新たな平和主義の理想としてコスタリカがその中心的役目を果たすようになった(なお、コスタリカモデルの推進者としては福島瑞穂などがあげられる)。

しかし現実のコスタリカは重武装の警察が事実上軍隊の役割を代替しており、戦時には徴兵制を取ることを憲法に記されているなど非武装中立主義とは相いれない(コスタリカ参照)。よってコスタリカの平和主義の象徴としての価値は次第に減少傾向にあるとみられている。

戦争で辛酸を舐め尽した日本社会では中立主義という言葉は「どこにも属さないから、戦争加担する可能性が低い」と比較的肯定的な見方で迎えられ、非武装中立思想が誕生した事に一役買っている。しかし中立主義は「誰にも組しない」から「有事の際自分達で国家を守る」立場を肯定するのであり、決して平和主義を目指したものではない。 中立国だから攻められないという保証はどこにも無く、むしろ第二次大戦のオランダ、ベルギーのように容易く制圧できたり、戦略上必要とあらば戦争の危険にさらされるものである。中立主義とは、決して日本社会が持っている平和的なイメージとは違い元来極めて過酷な独立志向の思想であると見たほうが適切といえる。

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2009年04月15日 10:28に投稿されたエントリーのページです。

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