栽培と利用
マニラアサの繊維は植物繊維としては最も強靭なものの1つである。またマニラアサは水に浮き、太陽光や風雨などに対しても非常に高い耐久性を示す。ロープをはじめ、高級な紙(紙幣や封筒)、織物などに用いられている。 マニラアサは 3-8 ヶ月ごとに収穫される。生長した個体は根を残して切り倒し、葉鞘を引き剥がす。残された根からは新しい植物が生長する。
葉鞘からは肉質などを除去し、繊維だけを取り出す。繊維はセルロース、リグニン、ペクチンなどで構成されており、長さは 1.5-3.5m である。これをよりあわせるとロープができる。
フィリピンでは1800年代からロープ用に栽培されており、1925年にはフィリピンでの栽培を見たオランダ人によってスマトラに大規模なプランテーションが作られ、続いて中央アメリカでも米国農務省の援助で栽培が始まった。英領北ボルネオでは1930年に商業栽培が始まった[1]。
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